医療法人社団親和会 共立病院 MSW 眞田 侑弥

1.当院について

 当院は、地域包括ケア病棟(89床)・医療療養病棟(50床)・介護療養病棟(50床)の計189床からなるケアミックス型の病院です。主に、内科・皮膚科・リハビリテーション科の診療を行っており、リハビリ特化型のデイケアセンターを併設しています。

同法人内には、介護老人保健施設「コスモス苑」・「きんもくせい」、グループホーム「きんもくせい」・「つつじの丘」、住宅型有料老人ホーム「アフィニティーすいせん」があり、医療・介護サービスを提供しています。

地域に根差し、「治す医療」にとどまらず、「支える医療」を目指し、二次救急の病院として、様々な疾患や症状に対応しています。レスパイト入院にも対応し、緊急的な入院であっても、できる限り当日中に受け入れができるように、柔軟に対応しています。療養を目的とした患者の入院は、急性期病院と連携を密にとり、急性期での治療後の症状が安定した患者を中心に受け入れしています。また、疼痛コントロールが必要な患者には、週に1回、飯塚病院より連携医療・緩和ケア科の医師が来院し、緩和ケア診療を行っています。

2.地域連携室について

 私が所属している地域連携室は、室長を含め、6人の医療ソーシャルワーカー(以下MSW)と1人のケアマネジャー(以下CM)で業務を行っています。基本的には病棟担当制で、入院から退院まで一連を通してMSWが介入し、支援を行っています。また、入院の相談や外来相談、検査予約等に関しても、地域連携室で対応しています。

高齢化に伴う疾病構造の変化や医療費の高騰が進む中、医療費の抑制や在院日数の短縮化の推進が図られ、病気や障害とともに在宅で暮らし続ける地域包括ケアシステムの構築が推進されてきている現在、住み慣れた地域で切れ目ない医療やケアが受けられる環境づくりが求められています。当院では、近隣施設やCM等と情報共有を行い連携・協働することで、円滑な在宅療養への移行を支援しています。入院当初から、患者や家族の意向を確認し、生活の場へスムーズに繋げていけるよう、在宅スタッフと共に患者や家族と今後の方向性について密に話し合いを行っています。一人ひとりの望む生活の実現ができるよう、目標をもって支援することを心掛けています。

また、患者や家族が安心して在宅療養生活を送ることができるよう、今年の6月から夜間の受け入れ体制を見直し、24時間相談・対応の窓口を設置しました。近年、当院周辺の地域では高齢であることや病気による障害から通院が難しい患者が増加しており、昨年7月より訪問診療体制の強化を図り、通院困難となった患者宅を訪問し、診療を行うことを開始しました。住み慣れた環境での生活を全力でバックアップし、地域に根付き地域のニーズに応える病院として、地域貢献を目指しています。

最後に、当院では、誠心、信頼、向上の精神から、地域の慢性期を担う病院として患者や家族すべての健全で質の高い生活へのサポートに取り組んでいます。疾病が原因で、これまで暮らしていた生活に障害が生まれてしまう患者も多々います。患者や家族にとって、身体機能の変化やそれに伴う生活環境の変化を受け入れていくことは簡単なことではないと思います。これからも、患者の気持ちを汲みとり、患者や家族の想いに寄り添った支援を行い、当院に入院してよかったと思っていただけるよう努力していきたいと考えています。今後とも、共立病院をよろしくお願い致します。

 

 

 

医療法人社団親和会 共立病院

〒820-0044 福岡県飯塚市横田770−3

TEL : 0948-22-0725

 

令和元年10月1日現在