医療法人 社団慶仁会 川﨑病院 MSW 山下 誠二

1.川﨑病院について

八女市は、福岡県の南部に位置し、総面積482.53k㎡で、県内では北九州市に次ぐ広大な面積であり、西部は平野で、東部及び南東部は森林が大半を占めています。人口は6万8千人で、高齢化率は福岡県の平均(22.4%)を上回る29.0%となっています。

そのような地域で川﨑病院は、『患者様を家族と思い、最善の医療を提供する』ことを病院理念として掲げ、急性期治療から在宅支援まで担っている救急指定の医療機関です。病院の特徴としては、整形外科の専門外来(股関節、膝関節、肩関節、手関節、脊椎、脊髄)を有しており、上記疾患の手術件数も年間1,442件実施されています。

また、100床の回復期リハビリテーション病棟を有しており、自宅退院を目標とした術後早期からのリハビリテーションに取り組んでいます。法人関連施設として、介護老人保健施設 ビハーラ光風(100床)を併設しており、平成25年8月には50室の介護付き有料老人ホームを新設する予定となっています。

2.医療相談室について

現在、医療相談室には5名の医療ソーシャルワーカーが在籍しています。相談内容の内訳としては、介護保険に関する相談が約7割、身体障害者手帳に関する相談が約2割、その他(治療費に関する相談、就労に関する相談など)約1割となっています。

八女市は県内でも高齢化率が高い地域である為、独居及び高齢者夫婦の単独世帯の患者様が非常に多く来院されます。その結果、当院の医療ソーシャルワーカーは、介護保険に関する相談を受けることが多く、地域のケアマネジャーや介護保険施設の相談員と連携し、高齢な患者様にとって適切な療養生活を確保出来る様に日々奮闘しています。

今後、医療機関の機能分化や在宅医療の推進などにより、『繋ぐ』ことがますます重要になると考えられます。結果として、『繋ぐ』ことを業務の柱とする医療ソーシャルワーカーの調整能力の質が問われることになりますので、社会福祉分野の専門職としてのスキルアップに努め、人としても『引き出しが豊富な人間』になれるように精進していきたいと思います。

kawasaki-hosp川﨑病院

〒834-0024
福岡県八女市津江538
TEL:0943-23-3005
FAX:0943-24-4808

2013年3月現在