医療法人 福岡桜十字 桜十字福岡病院 MSW 井上 徹

1. 桜十字福岡病院について

当院は、2013年6月1日に福岡市中央区に新規移転をしました。 移転前は福岡市博多区住吉にありました医療法人友愛病院です。 現在病床数は障害者施設等一般病棟119床、回復期リハビリテーション病棟80床の計199床で運営しており、フロアは1階から13階まであります。周辺環境は、西鉄大牟田線「薬院駅」、地下鉄七隈線「渡辺通」駅、西鉄バス「渡辺通2丁目」の近くに位置し、あらゆる方面からアクセスしやすい環境です。

1階は総合受付があり、2階は外来、健診センター、人間ドック。3階はスタッフルームと在宅サービスが同フロアにあります。

4階から7階までが病棟となっており、4階、5階が障害者施設等一般病棟、6階、7階が回復期リハビリテーション病棟です。病棟は長さ88m、幅8メートルの空間となっており、中央にナースステーションがあります。同フロアに、手軽にリハビリを行えるようリハビリエリアと、お食事や、疲れた時に休んで頂けるリビングエリアからなっております。病棟からでもリハビリを行っている患者様の状態を把握することができ、他職種との情報共有を密にとることができます。

8階、9階は合わせて100床の介護老人保健施設です。6月1日より友愛苑という名前からレ・ハビリス桜十字に改称しております。10階が当院のリハビリ室です。10階は日当たりがよく、福岡市内が一望できる環境にあり、屋上庭園もありますので、花や景色を眺めながら開放的な空間でリハビリができます。

11階~13階が全室個室102床の住宅型有料老人ホーム「ホスピタルメント福岡天神」です。24時間看護師を配置しており、医療ニーズが高い方のご相談もお受けしております。また、病院が下の階にあるため、緊急時にも迅速な対応が可能です。一つの建物の中に予防医療、在宅サービス、医療、介護を一体化した地域密着の総合的な医療を実践していきます。

また、当院が位置する渡辺通りは、多くの急性期病院があります。急性期病院で治療を終え、今後もリハビリ、療養が必要な患者様を早期に受け入れ、早期リハビリを行えるような後方支援型病院を目指していきます。

2. 地域医療連携室について

現在、地域医療連携室には6名の医療ソーシャルワーカーが在籍しています。 業務内容は、ベッド調整、入院相談に関する相談、医療費など経済的相談、入院中・退院時の心理的相談、社会資源の情報提供等をおこなっております。当院は6月1日から移転したことにより、まだ地域の方々に病院のことが周知されていないと思います。

今後、地域医療連携室を中心に、健康教室の実施や、地域行事への参加を企画・実行し、地域と病院との橋渡し役ができればと思います。

sakurajyuji_hosp 桜十字福岡病院

〒810-0004
福岡市中央区渡辺通3丁目5番11号
TEL:092-791-1130
FAX:092-791-1105

2013年8月現在